MAVICA.

タカサゴ リム クロームメッキ

今回は鉄リム再メッキ、クローム仕上げです。
どれもそうなのですが、メッキ前処理の研磨が仕上がりを変えます。
勿論素材の状態が良好でしたらやはりきれいな仕上がりになるのですが、
お客様が再メッキしたい、、とお思いになるわけですから、それなりに劣化があるものが多いのが現実です。

比較的、外周の面は強く研磨を追い込むことが可能ですが、刻印のある面はほんの少しだけ、スポーク穴がある方へ向けて傾斜しているため、なかなかペーパーがあたりません。
腐食も除去したいし、刻印も残さなければならない非常に難しい作業となります。
それに、スポーク穴、バルブ穴のある部位はペーパーを当てると穴開が広がってしまうなど注意が必要です。
これに加えて、もともとリムは帯状の鉄板から形成されていますので、帯製品の特徴であるそもそものピンホール(巣穴)が各所に点在しています。
これは部位によっては完全除去は不可能とも言えますので、つやつや光沢を得た仕上がり品にピンホールがあることはご了承頂いております。

鉄リムクローム、アルミリムクローム、アルミリムバフ仕上げ、あなたは何派ですか？