カワサキ Z1 Z2 純正マフラー 再メッキ
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カワサキ Z1 Z2 純正マフラー 再メッキ
もともとは友人の依頼で請けてみたことから始まったマフラー再メッキ加工。
今となっては、触るだけでリプロか純正かがわかるくらい触れてきました。
側面に大きな穴が空いたものも見てきたので、内部の構造もわかる程です。
ご存知だと思いますが、内部にバッフルを止めるための金具が設置されています。これはスポット溶接と言われる工法で、”点付け”されているだけです。
そのため、長期間放置などで、この隙間から腐食が発生して表面にまで発展することが多々ありますので、長期間の放置はご注意が必要です。
マフラーに限りませんが、再めっきするには古い被膜の剥離後に、素材表面を研磨で整地します。
腐食が深いと、それらを除去、均し切ることができないため仕上がりに反映されていまいます。
残念ながら、それらの巣穴は銅下地を厚く載せても埋まることはありません。
過去に何でもかんでも新品以上にキレイになると誤解をされていたお客様がいらしゃいましたが、それは大きな間違いです。
あくまでも、素材の状態が仕上がりに反映されることをご参考になさって下さい。
お陰様で、2020年末に通算300台以上となる純正マフラーセットの再メッキ加工をさせて頂きました。